スマホやタブレットを使って、自宅にいながらお医者さんの診察が受けられる「オンライン診療」
小さい子供がいる親御さんにはすごく助かるこのサービスを、SNS等で一度は目にしたことがあるかもしれません
しかし、自宅で診察を受けられるといっても
・オンラインで本当に診察ができるの?
・実際の流れが良くわからない!
こんな不安を持っている方も多いのではないでしょうか
正直、私もオンライン診療の存在は知っていたものの、「やっぱり実際にお医者さんにみてもらわなきゃ!」という考えでした
それでも、万が一のためにアプリをダウンロードしていて、迎えた2023年の大晦日
生後6ヶ月の娘の受診が必要になり、初めてオンライン診療を利用してみると
なにこれ?めっちゃ便利!!
そう思いました
ということで、今回は
・子供の通院が大変で本当に困ってる!
・オンライン診療で本当に診察できるの?
・オンライン診療の大まかな流れは?
こう思っている方に対して、私が実際にオンライン診療を受診した時の流れや、事前に知っておきたいことなどをざっくり紹介します
「オンライン診療は気になるけど、一歩が踏み出せない」という方の参考になれば嬉しいです
オンライン診療で使ったのは「キッズドクター」
オンライン診療が受けられるサービスはいろいろありますが、私が利用したのは「キッズドクター」です
「キッズドクター」を選んだ理由は
・”子供のオンライン診療アプリ”だから
・調べてみると口コミが結構いい感じ
・ホームページがすごく見やすい
などなどです
オンライン診療は子供メインで利用を検討していたので、“子供のオンライン診療アプリ”と謳っている「キッズドクター」が第一候補になりました
キッズドクターでオンライン診療した時の流れ
それではさっそく、私がキッズドクターでオンライン診療を受診した時の流れをご紹介します
ちなみに、今回の症状は「生後6ヶ月の娘の口の周りが赤くかぶれる」です
これまでも体が赤くかぶれることがありましたが、今回は口の周り。しかも、体の時よりも程度がひどそうでした
ただ、年末年始はかかりつけ医を受診できないので、初めてオンライン診療を受診することにしました
オンライン診療の依頼
まずはアプリからオンライン診療の依頼を行います
・症状
・詳しい経緯や現在の状態
・体温
・体重
・かかりつけ医
・住所
・電話番号
これらを入力した後、保険証をスマホで撮影しアップロードします
入力項目は多くなく、普通の病院で初診の時に書く問診票みたいな感じでした
一通り入力が終わって受付が完了すると診察待ちになります
お医者さんとビデオ通話で診察
診察の順番になったらアプリから通知がきます
アプリを開き、ビデオ通話を使ってお医者さんとオンライン診療が開始します
初めは緊張でドキドキでしたが、いざ診察が始まり、ビデオ通話でお医者さんの顔が見えるとすごく優しそうな先生で安心しました
先生からいくつか質問があり、患部もスマホのカメラを通して確認してもらいました
そして
接触性の皮膚炎ですね
という診断がされ、「お薬を出しておきます」と言われました
診察自体はあっという間に終わり、内容も実際の病院で行うものとほぼ一緒という感じ
この診察を自宅にいながら、しかもスマホ一つで受けられる
なんて素敵なサービスなんだ・・・
と感動しました
薬を受け取る調剤薬局を指定する
診察が終わるとあとはチャットでのやり取りになります
今回は処方箋が出るので薬を受け取る調剤薬局の情報を入力して欲しいとのこと
具体的には
・薬局名
・店舗のURLまたは住所
・いつ薬局に行くか(このあとすぐ等)
上記3点をチャットで聞かれます
また、年末年始対応として(受診したのは大晦日)、薬局が営業しているかどうかを事前に電話で確認してから連絡して欲しいとのことでした
調剤薬局で薬の受け取り
チャットで薬局を指定したあと、すぐに調剤薬局に向かいますが、帰省していた実家は超ど田舎
近所の薬局は年末で営業していないので(しかも日曜日!)、車で20分くらいかけて営業している薬局まで行きました
薬局には処方箋がFAXで届くことを事前に電話で伝えていましたが「まだきていないよ」とのこと
しばらくして、ようやくFAXが届き、無事に薬を受け取ることができました
これで今回のオンライン診療は終了になります
キッズドクターでオンライン診療した時の医療費
無事に終了したオンライン診療ですが、この時の医療費についてもご説明します
まず、キッズドクターのオンライン診療ではクレジットカード払いしか対応していません
また、
・健康保険証
・自治体の子ども医療費助成
これらが適用されます
なので、本来であれば自己負担は0円ですが、公式ホームページの「よくある質問」では
キッズドクターのオンライン診療を提供するクリニックは東京都と神奈川県の医療機関のため、東京都・神奈川県以外にお住まいの方は医療費助成が適用される前の診察料を一時的にお支払いいただき、後日お住まいの自治体に還付(払戻し)申請をしていただく必要があります。
キッズドクター:よくある質問(https://service.kids-doctor.jp/faq)
このように書かれています
ということで、青森県に住む私は子供の医療費助成が適用される前の金額(2,100円)を登録しているクレジットカードに請求されました
この2,100円については医療費が確定した際に届くメールに領収書が添付されていて、それを各自治体に持っていき還付手続きをすることになります
私がオンライン診療を受診してから還付を受けるまでの時系列はこんな感じ
12月31日 オンライン診療を受診
1月5日 クレジットカードへの医療費請求
1月7日 医療費確定と領収書送付の連絡(メール)
1月10日 自治体で医療費助成分(2,100円)の還付申請
1月31日 医療費助成分(2,100円)の還付金振込
医療費確定のメールが届く前にカード会社へ請求が届いているのは置いといて(笑)
還付金が振り込まれるまで思った以上に早くて驚きました(自治体に申請したときは2〜3ヶ月後と言われたので・・)
ここまでが、私がキッズドクターでオンライン診療を受診してから還付金を受け取るまでの流れになります
オンライン診療を受診する前に知っておきたいこと
最後に、キッズドクターでオンライン診療を受診する前に知っておきたい3つのことをご紹介します
スムーズな受診のため事前に必要な情報を登録しておく
受診の際に必要になる情報をあらかじめキッズドクターのアプリに登録しておくのがオススメです
必要な情報というのは
・家族情報(氏名・年齢・性別など)
・クレジットカード情報
などのことです
これらを事前に登録しておけば、急に受診が必要になった場合もスムーズにオンライン診療を依頼することができます
最寄りの薬局が休みの時の対応を確認する
休日や年末年始などは最寄りの薬局が営業していない場合があります
その時も焦らず薬を受け取れるよう、事前に自分が住む地域の「休日の当番薬局の探し方」などを把握しておくと良いかもしれません
年中無休の薬局が自宅の近くにあったりするとすごく助かります
処方箋のFAXは意外と時間がかかる
これは私が今回の受診で唯一不安に感じたことです
診察が終了してすぐに、薬を受け取る薬局をこちらからチャットで伝えました
その時、「これからすぐ行く」とも伝えたので、処方箋のFAXもあまり時間がかからずに薬局に届くだろうと思っていました
しかし、実際に薬局に処方箋が届いたのは約1時間後
キッズドクター側とはチャットでやり取りをしていて、薬局の情報を送信してからは音沙汰がなく、2回ほど「これで大丈夫ですか?」と送信しましたが連絡なし
「FAXを送りました」という内容の連絡が来るのかどうかも分からず、ただただ不安に待っていました
ちなみに、問い合わせの電話番号がどこにも見当たらず、ひたすら待つしかなかったです
結局はチャットで「FAXを送りました」という連絡があり、無事に薬を受け取ることができました
「薬局の情報を受け取りました」とか「少々お待ちください」という連絡があれば、もう少し安心して待つことができたかなと思います
とりあえずキッズドクターに登録しておくと安心
いろいろと書きましたが、キッズドクターのオンライン診療についてまとめると
・自宅にいながらスマホで受診できてすごく便利
・アプリにあらかじめ情報を登録しておくことでスムーズな受診が可能
・医療保険証、自治体の子供医療費助成が適用される(還付申請は必要)
・やり取りがチャットのみなので、返信がない場合は不安になる
こんな感じです
診察時間が朝早くや夜遅くまで対応してたり、休日も受診できるので、仕事が忙しいという方には本当に助けになるサービスだと思います
利用は考えていなくても、とりあえずアプリをダウンロードして必要情報の登録だけしてみてはいかがでしょうか
週末の夜に子供が「あれ、鼻水?咳も出てる?」となっても、
症状が悪くなるようなら明日、キッズドクターを使ってみるか
と思えるので、「週末なのにどうしよう・・・」と不安になることはありません
以上、「年末に利用したキッズドクターのオンライン診療がすごく便利だった」話でした
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