「家族で温泉旅行に行きたいね」が私と妻の願望でしたが、子供が小さいうちは難しいかな…と諦めていました。
しかし、子供が大きくなるまで待ちきれず、先日ついに温泉旅行に行ってきました。
感想を一言でいうと「大変なこともあったけど、良い旅館に出会えて楽しく過ごせた!!」です。
今回はそんな「赤ちゃんを連れて初めての家族温泉旅行」の様子をご紹介します。
選んだ旅館とその理由
私たちが初めての温泉旅行に選んだのは「浅虫温泉 旅館小川」です。
この温泉旅館を選んだ理由はいくつかあります。
青森市中心部から近い
まず一つ目は青森市の中心部から近い(車で約20分)ということです。
初めての温泉旅行なので子供たちにもしものことがあった時はすぐに対処できるよう、あまり遠出しなくて良い場所を選びました。
部屋食に対応している
二つ目の理由が部屋食に対応してもらえるということです。
生後6ヶ月の娘を連れてバイキングやレストランに行くのはややハードルが高く、部屋食に対応している旅館を探しました。
調べてみると部屋食に対応している旅館が少なく、旅館小川でも食事は別室で用意しているようです。
しかし、ホームページに「お部屋でのお食事をご希望の方はご相談下さい。」と書かれていたので相談してみると、快く対応してくれました。
女将・若女将がすごく優しそう
3つ目の理由が女将・若女将がすごく優しそうだからです。
ホームページには「母娘2代」と書かれていて、二人だけで旅館を切り盛りしているとのことでした。
Googleの口コミやSNSを見てもマイナスな評価はほぼなく、二人の優しさや気遣いに心温まるという感想ばかりです。
特に子供に対しての接し方や配慮がすごく嬉しかったという意見が多く、私たちが温泉旅館を選ぶ際の1番の決め手になりました。
浅虫温泉 旅館小川
〒039-3501 青森県青森市大字浅虫字山下280
TEL 017-752-3202
http://www.asamushi-ogawa.com/
宿泊レポート
では、実際に私たちが泊まった様子を少しだけご紹介します。
館内は落ち着いた雰囲気
旅館小川の駐車場は道路を挟んだ向かい側にあり、ホームページには「バイク用に屋根付きの駐車場がある」とも記載されています。
この屋根付きの駐車場が軽自動車も停められるほどの広さだったので、確認のうえ、停めさせてもらうことができました。(雪が降る季節はありがたい!)
館内に入るとオシャレなBGMが流れる中、若女将がお出迎え。
イメージ通りの優しそうな方で、さっそく息子にも積極的に話しかけて頂き、息子も照れた様子です。
旅館の1階にはサロン・食事室・浴室などが並び、客室は2階にあります。
今回私たちが宿泊したのは「桜」という部屋で、8帖の和室が二つ繋がっていて、とても広く感じました。
部屋に入るとすでにストーブが点けられていて、部屋の中はポカポカ。
さらに2つの和室はどちらも床暖房になっているので、浴衣に裸足で歩いても全然寒くありません。
さらに嬉しかったのは、部屋の下の階は何もないらしく(たぶん玄関)、息子が騒いでも大丈夫と言って貰えたことです。
若女将が「ジャンプしても大丈夫だよ」とまで言ってくれたので、それに甘えた息子が布団の上で飛び跳ねてました。(笑)
また、事前に赤ちゃんがいることを伝えていたためか、おむつ用のゴミ箱を準備して貰えたのもすごく嬉しかったです。
一つ一つの気遣いにとても温かさを感じました。
お風呂は運よく家族風呂
続いては浴室の紹介です。(写真を撮るのを忘れたので、詳細はホームページをご覧ください)
浴室は男女で分かれていて、部屋風呂や家族風呂などはありません。
そのため、子供たちのお風呂は何回かに手分けして入れなければと覚悟していました。
しかし、偶然にもこの日は女性客が妻(と娘)しかいないそうで、若女将から「女性用の浴室を家族で使ってください」と嬉しい提案。
しかも、ベビーバスを用意してくれるわ、子供が熱くないようにいつもより温度を低くしてくれるわで至れり尽くせりです。
自宅では一緒に入る係と外で受け取る係に分かれるため家族全員でお風呂に入ることがない我が家ですが、運よく初めての家族全員でお風呂を楽しむことができました。(それはそれで結構バタバタだったけど!笑)
青森県産食材をふんだんに使った夕食
お風呂が終わるとお待ちかねの夕食です。
夕食はお願いしていた通りお部屋で頂きました。(若女将が少しずつ運んできてくれた。感謝!)
青森の食材をふんだんに使った料理はどれも美味しいのですが、特に刺身は分厚くて食べ応えがあり、本当に美味しかったです。
海の幸だけではなく、りんごやながいもを使った料理もあり、最後まで楽しく食事をすることができました。
また、息子には子供が好きそうなスパゲティや唐揚げが並んだ特別プレートを用意してもらい、普段は少食な息子もパクパクと食べていました。
朝食は温泉旅館らしい「THE・和食」
翌日の朝食は1階にある食事室「花海の間」で頂きました。
私たち以外にお客さんがいなかったので、貸切状態でゆっくり食べられます。
また、生後6ヶ月の娘にはベビーベッドを、息子には子供用のイスを用意してくれていました。
ここでも子供たちへの気遣いがとても嬉しかったです。
朝食の内容は「THE・和食」といった感じで、ご飯に味噌汁、焼き魚に納豆に海苔など、いかにも温泉旅館な感じの朝食が最高で、ご飯は3杯ほど頂きました。
息子にはデザートの果物が付いていて、自分にしかないのを見て私と妻にお裾分け。(笑)
食後はサロンでコーヒーも頂き、息子はおやつをゲットして上機嫌。
昨日の夕食から引き続き、温泉旅館ならではの食事に大満足することができました。
旅館小川は実家に帰ってきたような温泉旅館
ということで、初めての家族温泉旅行の様子をご紹介してみました。
今回宿泊した「浅虫温泉 旅館小川」は口コミ通り、女将と若女将の人柄がとても素敵な温泉旅館でした。
妻曰く「実家に帰ってきたような旅館」です。
また、息子は若女将の足に抱きつくほど懐いていて、帰り際は女将にもお菓子を貰って喜んでました。
終始、子供たちへの心配りが嬉しい温泉旅館です。
赤ちゃんを連れての温泉旅行は不安がいっぱいだと思いますが、青森市にお越しの際はぜひ「浅虫温泉 旅館小川」に泊まってみてはいかがでしょうか。
浅虫温泉 旅館小川
〒039-3501 青森県青森市大字浅虫字山下280
TEL 017-752-3202
http://www.asamushi-ogawa.com/
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