「持ち家か賃貸か」だと絶対賃貸だけど、持ち家には憧れる

家計管理のこと

「持ち家か賃貸か」

30歳を超え、子供ができると悩む人も多いのではないでしょうか。

私はずっと賃貸派でしたが、周りの友人はみんな持ち家を建て始め、遊びに行くたびに「やっぱり持ち家はいいなー」と思っています。

そこで今回は、持ち家と賃貸のそれぞれのメリットとデメリットをもう一度考えてみることにしました。

持ち家のメリット

まずは持ち家のメリットから。

将来的には資産になる

持ち家が賃貸と最も異なるのは「将来的には資産になる」という点ではないでしょうか。

毎月同じ金額を払い続けたとして、賃貸は何も残りませんが、持ち家は資産として土地や建物が残ることが大きなメリットだと思います。

庭で色々遊べる

友人の家に遊びに行って、一番「いいなー」と思うのが「庭」です。

特に小さい子供がいるうちは、庭でBBQをしたりプールをしたり、テントを張ってキャンプごっこもいいですよね。

自由に遊べる庭があるという点では、持ち家が圧倒的に魅力的に感じます。

周囲の部屋に気を使わなくて済む

これも小さい子供がいる家庭あるあるだと思います。

賃貸の場合はどうしても上下左右の部屋に気を遣ってしまいます。

うちの息子も部屋の中で走り回ったり、ジャンプをしたりするので、下の階の人に怒られないかといつもヒヤヒヤしています。

その点、持ち家はそこまで気にする必要がないので、小さな子供向けだと思います。

内装・外装の自由度が高い

「内装・外装の自由度が高い」ことも持ち家のメリットではないでしょうか。

外装はそこまで気にしないにしても、内装は「壁紙を変えたいな」とか、「浴槽とか洗面台が薄ピンクで嫌だな」とか、一度は思ったことがあると思います。

その場合も賃貸では変えることが難しいですが、持ち家であれば(お金はかかりますが)変えることが可能です。

この点も持ち家のメリットではないでしょうか。

持ち家のデメリット

続いて、持ち家のデメリットについて考えます。

長期にわたる住宅ローン

まずは、「長期にわたる住宅ローン」です。

家を建てるときは「家賃もローンも同じ金額を払うなら、持ち家の方がいいじゃん」と考えます。

しかし、持ち家の場合は新築でも30年後(築30年)でも支払う金額は変わりません。

一方、賃貸は築年数が古くなると家賃交渉が可能だったり、(初期費用はかかりますが)同じくらいの家賃で新しい部屋に引っ越すことも可能です。

この辺は持ち家の大きなデメリットではないでしょうか。

将来的にはメンテナンスも必要

持ち家の場合、古くなってくるとメンテナンスも必要です。

新築の時は月々のローン返済額が賃貸の家賃と変わらなかったのに、将来的にはメンテナンス費用も発生するとなれば、負担が増加します。

ご近所付き合い

「ご近所付き合い」は得意な人もいれば、苦手な人もいるので、一概にデメリットとは言えません。

ただ、あまり得意ではない人や一度トラブルを起こしてしまった人に関しては、簡単に引っ越しができない分、デメリットになるかもしれません。

簡単に引っ越しができない

上記でも少し触れましたが、「簡単に引っ越しができない」というのはデメリットになります。

隣人とのトラブルや、小学校などの学区を変更したい、勤務地が変わったなどの理由により引っ越そうとしても、持ち家の場合は簡単ではないと思われます。

賃貸のメリット

次に賃貸のメリットを考えます。

ライフスタイルに合わせて物件を変えられる

まずは「ライフスタイルに合わせて物件を変えられる」ということ。

例えば、子供が大きくなったので1人部屋確保のために部屋数が多い物件に引っ越したり。

逆に、子供が巣立ったので部屋数が少ない物件に引っ越したり。

自分のライフスタイルに合わせて物件(家賃)を変えられるという点は、賃貸の大きなメリットだと思います。

メンテナンスは管理会社にお任せ

メンテナンスについても、基本的に管理会社にお任せです。

私も現在の物件では、シャワーの水が漏れたり、網戸が壊れたり、エアコンが動かなかったりといった問題は全て管理会社に直してもらいました。

管理会社や内容によるかもしれませんが、我が家の場合は経年劣化による修理などは基本無料でして頂いたので、すごく助かりました。

気軽に引っ越しが可能

賃貸住宅は持家と違い、気軽に引っ越しが可能です。

子供が通う学校や自分の職場に近い場所に引っ越すだけでなく、気分転換で引っ越す人も少なからずいると聞いたことがあります。

この点は賃貸ならではのメリットではないでしょうか。

賃貸のデメリット

最後に賃貸のデメリットについてです。

資産にはならない

一番はやはり「資産にはならない」という点ではないでしょうか。

老後の自分や子供世代に何か残したい、という人であれば賃貸はおすすめできないと思います。

自由に遊べる庭付きは少ない

私が住む青森にも、「一戸建ての賃貸」という物件があります。

この場合は、賃貸でありながら自由に遊べる庭があるという最高の条件になりますが、ほとんどは築年数が何十年の古い物件ばかりです。

築浅の物件もないことはないですが、かなり少ないので競争率は高そうでした。

周囲の部屋に気を使う

賃貸で小さな子供がいる家庭なら、どうしても「音」に敏感になってしまいます。

こればっかりは気をつけるにしても限界があるので、ある程度のところで諦めるのも必要だと思っています。

内装・外装の自由度が低い

持家と違い、内装・外装の自由度は低いです。

壁に穴を開けるのは(程度にもよりますが)難しかったり、外装はほぼ変更が不可能だと思われます。

上記を踏まえて考える

上記を踏まえて、改めて持ち家と賃貸のどちらが良いか考えてみると、個人的にはやはり「賃貸」かなと思います。

持ち家のメリットである「資産が残る」は、別に建物や土地じゃなくても、別な形で残せればいいかなと。(現金や債券とか??)

あと、自由に遊べる庭については、コテージに泊まりに行くとかで解決できないかなと。(多少のお金はかかっても、トータルではお得じゃないかな??)

音に関しては、防音がしっかりした物件を選ぶようにしているし(それで問題になったことも今のところはないし)、内装・外装についてはあまりこだわりはない方だと思います。

私の場合は、持ち家のメリットを受けられないことよりも、持ち家のデメリットだとか、賃貸のメリットの方が大きいと思い「賃貸」が良いかなと思いました。

この辺は人によると思うので、各自で持ち家と賃貸のメリット・デメリットを考えて、どちらが良いか判断するのが大切だと思います。

私も妻と共有しながら、持ち家か賃貸かを検討していきます。

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