こんにちは、あおパパ(@aomori_papa)です。
災害はいつ起こるかわかりません。特に子育てをしていると、「もし停電になったら?」「断水したら?」と不安になることがありますよね。
我が家では、水や食料品などは防災用としてまとめて備蓄し、半年に一度、賞味期限などをチェックして入れ替えるローリングストックを実践しています。
また、趣味のキャンプで使っているアイテムを防災グッズとしても兼用しています。
この記事では、子育て家庭が災害時にも安心できる防災グッズを
・非常持ち出し袋
・自宅避難用の備蓄品
・キャンプ用品の活用
に分けて、合計10アイテム紹介します。
「何から準備したらいいかわからない」という方も、この記事を読めば、今日からできる備え方がわかり、一歩前に進めるはずです。
なぜ子育て家庭こそ防災準備が必要なのか
地震や火事、大雨、洪水など、近年は異常気象が当たり前になり、いつライフラインが止まるかわかりません。
特に小さい子供がいると、食事・暖房・トイレ・睡眠など、大人以上に備えが必要なことがたくさんあります。
私も、子どもが生まれる前は防災について真剣に考えたことはありませんでした。
しかし、長男が生まれると同時に「万が一への備え」が必要だと考え、防災グッズの準備を始めました。
ただ、何をどれだけ備えたら良いのか悩む方も多いと思いますし、一度にすべてを揃えるのは金銭的にも負担になります。
そこでおすすめなのが、
・水や食料品はローリングストックで備蓄する
・その他の防災用品は、普段使いやキャンプ用品で兼用する
という方法です。
それでは、実際に我が家が準備している防災グッズを10個ご紹介していきます。
あおパパの防災準備リスト【10選】
防災準備リストの作成にあたり、我が家では、「首相官邸ホームページ」にある、災害の「備え」チェックリストを活用しました。
これによると、防災準備に必要なものは大きく分けて2つあります。
1つは、避難時にすぐに持ち出せる「非常持ち出し袋」。もう1つは、自宅避難時に使う「備蓄品」です。
それではまず、我が家で備えている「非常持ち出し袋」からご紹介します。
非常持ち出し袋(1点)
我が家で備えているのが「福島県の被災企業が開発したハザードリュック36点セット」です。
被災経験者の声を元に、本当に必要なものだけを厳選して1人用のリュックにまとめてくれています。
非常持ち出し袋は、たくさんのアイテムが必要になるので、自分で揃えるのは大変!
最初はセット品を購入し、あとから必要なものを追加・入れ替えする方法がおすすめです。


自宅に非常持ち出し袋があるのと無いのとでは、気持ちの余裕が違います。
「何かあっても最低限、これがあればなんとかなる」
そう思えるので、万が一の備えとして準備しておくと安心です。
ちなみに、子供用の防災セットもあるようですが、我が家では購入していません。
理由は、ライトやラジオなどは子どもに不要だし、ティッシュなどの衛生用品も大人のものを共有できるからです。
なので、子供用の持ち出し袋は自分で揃えることにしました。

衣類とおむつ、食料と少しのおやつ。これだけでも備えがあると安心感が違います。
自宅避難用の備蓄品(4点)
ここからは、自宅避難用の備蓄品を紹介します。
食料品
まずは、最も大事な「食料品」
パックご飯、缶詰(魚・フルーツ缶など)、レトルト食品、乾麺、おやつなど、自宅避難が長く続いても飽きないように揃えています。
これらは、半年に1回程度、賞味期限が切れてないか見直して、その都度入れ替えます。
初期費用は少しかかりましたが、それ以降は少しずつ入れ替えるだけなので、大きな出費はありません。

水(飲料水・生活用水)
次も生きていくのに欠かせない「水」です。
水は大人が1日2L必要だとして、1週間で14L、妻と合わせて28Lが必要です。
さらに、子どもたちの分も合わせると、最低40Lは確保しておきたいところ。
ということで、2L✕6本のケースを3つ買ってきました。これで36L。さらに私が普段持ち歩く用として1Lのペットボトルを箱買いしているので、合わせて40Lは確保できます。

生活用水には、賞味期限切れとなったミネラルウォーターが大量にあるので、これを使いたいと思います。
衛生用品(ティッシュ・トイレットペーパー)
続いては、ティッシュやトイレットペーパーなどの「衛生用品」です。
特に子育て家庭では、鼻をかんだり、汚れを拭いたりなど、紙類を多く消費します。
食料品と違い賞味期限はないので、少し多いかな?くらいの量をストックしておけば安心です。

日用品(ラップ・ゴミ袋など)
災害時には、ラップやゴミ袋などが役に立ちます。
ラップは食器に巻いて洗い物を減らしたり、食材の保存や、ケガの応急処置などにも使えます。
ゴミ袋は簡易トイレ作りや衣類の防水、汚れ物を入れたりなど、大きめのサイズであれば幅広い用途で使えます。

この他にも、トイレが使えなくなったとき用の簡易トイレや、水を溜めたり持ち運んだりできるウォータージャグがあると便利です。
キャンプ用品の活用(5点)
続いて、キャンプ用品の活用例をご紹介します。
LEDランタン
まずは「LEDランタン」です。
LEDランタンは停電時でも安全・安心を確保するために役立ちます。
また、火を使わないので子どもでも安全、充電式で長時間使える、明るさの調整が可能などのメリットがあります。

複数持っていると、リビングの照明用、持ち歩き用など、用途を分けて使えるので便利です。
最近では、トイレの電球が切れたときの応急処置として、活躍しました(笑)
カセットコンロ
災害時は、温かい食事を取れるかどうかで心身の安心感が大きく違います。
我が家では通常のカセットコンロの他に、キャンプ用のコンロ(2口)も使用できます。
メリットは、1度に複数の調理ができる、コンパクトに収納できるなどがあります。

これがあれば、お湯を沸かしてインスタントラーメンを作ったり、レトルト食品を温めたりすることができます。
キャンプでも大活躍しているので、ファミリー層には特におすすめです。
ガスボンベ
上記のカセットコンロを使用するために、ガスボンベは多めにストックしておきます。
普段使いもできるし、キャンプにもたくさん持っていけるので、いくつあっても困りません。

本来は、使用するガス機器とガスボンベのメーカーを統一した方が良いらしいですが、我が家ではイワタニのガスボンベを愛用しています。
モバイルバッテリー
災害時の停電で困るのが、スマホの充電切れです。
情報収集や家族との連絡手段のため、モバイルバッテリーは欠かせません。
我が家では、キャンプや外出時にも使えるモバイルバッテリーを、防災用として兼用しています。

特に子育て家庭では、スマホさえあれば子供向け動画を見たり、音楽を流したりして、気を紛らわせることもできます。
普段からフル充電状態を心がけるだけで、防災対策になります。
クーラーボックス
停電時には冷蔵庫も使えなくなり、食材や飲み物の保冷ができなくなります。
そんなときでも、キャンプで使用するクーラーボックスがあれば、一時的に食材や飲み物を避難させることができます。

特に子育て家庭は大きめの容量が必要になるため、写真のような45Lくらいあると、たくさんの物をいれることができて便利です。
防災グッズのストック・備蓄管理のコツ
防災グッズを揃えた後、実は大切なのが「ストック・備蓄管理」です。
せっかく備えていても、災害時に賞味期限が切れていたり、すぐに取り出せなければ意味がありません。
そこで、私が実践している、子育て家庭でも無理なく続けられる管理のコツを紹介します。
ローリングストックで無駄なく備える
我が家では、水・食料品は半年に一度、賞味期限を確認します。
期限が近づいたものは、普段の食事に使用して、使用した分を新たに買い足します。
こうすることで、期限切れによる無駄をなくしながら、備蓄を続けることができます。
家族で備蓄場所を共有する
せっかくの備蓄品も、災害時に置き場所が分からなければ意味がありません。
我が家では、
・非常持ち出し袋は、寝室のクローゼット
・それ以外は、キャンプ用品置き場
このように分けることで、非常時でもすぐに取り出せるようにしています。
賞味期限は一覧にする
備蓄品の賞味期限などは、いちいち全てを確認しなくていいように、一覧にまとめると便利です。
私は紙に書き出して、食料品と一緒に保管してますが、スマホなどのメモ機能を使うと、いつでも確認できて簡単です。

半年に一度の期限確認も、これなら時間をかけずにチェックすることができます。
防災グッズを備えたら、ぜひ、その後の「管理」も実践してみてください。
普段からの備えが、非常時の安心・安全に繋がります。
まとめ|無理なく続けられる防災準備を今日から始めよう
災害はいつ起こるか分かりません。
子育て家庭こそ、非常時に向けて準備をすることで、家族の安心・安全を確保することが重要です。
私も、全ての備蓄品を一度に備えられた訳ではありません。
・まずは非常持ち出し袋
・次に自宅避難用品
・そういえば、キャンプ道具も使えるな
こうして、少しずつ災害への備えを増やしてきました。
そして、いつの間にか、「非常時でもたぶん大丈夫!」という気持ちが持てるようになりました。
今回紹介した防災グッズは、普段使いできるものも多くあります。
準備を始めるきっかけに、ぜひ役立てていただければ嬉しいです。
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